移動式介助用ベッドについて

外出先で「安心して介助できる場所がない」という課題は、多くのご家族や支援者にとって切実な問題です。


多目的トイレがあっても、実際には使えないケースがあるなど、現場とのギャップも少なくありません。

 

この記事では、移動式介助用ベッドの役割や必要性をはじめ、外出時に直面する課題やその背景、現実的な解決策について整理してご紹介します。

 

移動できるユニバーサルシート
移動できるユニバーサルシート

移動式介助用ベッド | ユニバーサルシート
『スマートシート』
製品ページはこちらから ≫≫≫


1. 介助用ベッドの基礎知識


介助用ベッドとは、外出先で着替え・おむつ交換・体位変換などの介助を行うための設備です。

一般的なトイレに設置されている「おむつ交換台(ベビーシート)」は、乳幼児を対象にした設備であり、体の大きな子どもや成人の障害者は使用できないことが多いのが現状です。

そのため、外出先で横になれる場所がなく、介助が必要な人や家族は大きな困難を抱えています。

 

こうした課題を解決する設備として、近年注目されているのが大人でも横になれるサイズの介助用大型ベッドです。

移動式ユニバーサルシート(大型介助用ベッド)
移動式ユニバーサルシート(大型介助用ベッド)

2. おむつ交換台が使えない人の外出問題


2-1. 成長した子どもはおむつ交換台が使えない

多くの施設に設置されているおむつ交換台は、乳幼児向けのサイズで設計されています。

 

しかし障害のある子どもは、成長しても

  • おむつ交換
  • 着替え
  • 体位変換

などの介助が必要な場合があります。

 

その結果、

  • おむつ交換台が使えない
  • 横になる場所がない
  • 外出先で介助できない

という問題が生じます。


2-2. 医療ケア児の外出環境

医療ケア児の場合、この問題はさらに深刻です。

 

外出では着替えやオムツ替えだけでなく

  • 人工呼吸器
  • 吸引
  • 経管栄養
  • 体位変換

などの医療的ケアが必要になります。

そのため、外出先で

  • 横になれる場所
  • 安全に介助できる場所

が必要になります。

しかし実際には、そのような設備は十分に整っていません。

 

このことは、医療ケア児の外出機会を制限する要因にもなっています。

医療ケア児に必要な介助ベッド
医療ケア児に必要な介助ベッド

3. 多目的トイレ(バリアフリートイレ)問題


近年、「多目的トイレ(バリアフリートイレ)」は増えてきました。

 

しかし実際には

  • 車椅子利用者
  • オストメイト
  • 乳幼児連れ
  • 介助利用

など、多くの人が同じ設備を使用しています。

 

また、多目的トイレにはベビー用おむつ交換台しか設置されていないことが多く、

体の大きな子どもや成人の介助には対応できない場合があります。

 

そのため、必要な人にとっては

  • 使用待ち時間が長い
  • 着替えスペースがない
  • 横になれる設備がない

という問題点が指摘されてきました。


4. 移動式介助用ベッドとは


移動式介助用ベッドとは、介助が必要な方が外出先や施設内で横になって介助を受けるための、移動可能な大型介助用ベッドです。

主に、折りたたみ式でキャスター付きのものが多く、必要な場所へ移動しやすく、使用しないときは省スペースで収納できる点が特長です。

 

移動式介助用ベッドは、主に以下のような場面で使用されます。

  • おむつ交換
  • 着替え
  • 体位変換
  • 医療的ケア
  • その他の介助

多目的トイレや福祉施設、公共施設などでは、介助用ベッドの必要性が高まっています。


しかし、常設型のベッドを設置するにはスペースが足りない場合や、常に設置しておくことで不適切な使用が心配される場合もあります。

 

そのような場所でも、移動式介助用ベッドであれば、必要なときだけ設置して使用することができます。


障害のあるお子さまや医療的ケアが必要な方、介助を必要とする大人の外出環境を改善する設備として、いま注目されています。

移動できるユニバーサルシート
移動できるユニバーサルシート

5. 電動式だけではない移動式介助用ベッド


移動式介助用ベッドというと、電動昇降式の設備を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、

  • 電動昇降式ベッド
  • 手動式ベッド
  • 折りたたみ式ベッド

など、さまざまな種類があります。

 

電源が必要な設備は設置場所が限られますが、

電源不要の移動式ベッドは柔軟に設置できるという特徴があります。


6. 常設ベッドの課題


施設に介助ベッドを設置する場合、常設設備にはいくつかの課題があります。

設置スペースが必要

大型の設備は設置場所が限られます。

 

コストが高い

電動設備は高額になることがあります。

 

使用頻度の問題

使われない時間も多くあるため、常設する必要性がない場合もあります。


7. 移動式介助用ベッドのメリット


移動式介助用ベッドには次のようなメリットがあります。

 

必要なときだけ設置できる

常設スペースが不要です。

 

柔軟な運用ができる

イベント会場や公共施設などでも使用できます。

 

収納できる

折りたたみ式の製品は横幅を大幅に短縮することが可能です。

コンパクトに収納できるユニバーサルシート
コンパクトに収納できるユニバーサルシート

8. 行政の動き


近年、国や自治体でも

  • 医療ケア児支援
  • バリアフリー整備
  • インクルーシブ社会

などの取り組みが進んでいます。

外出先での介助環境の整備は、障害のある人の社会参加を支える重要な課題とされています。

 

その中で、介助用ベッドの整備や導入も注目されています。


9. よくある質問(FAQ)


移動式介助用ベッドとは?

障害児や成人の障害者が外出先で着替えやおむつ交換などの介助を受けるためのベッド型設備です。多目的トイレやバリアフリートイレに設置されることがあります。

ユニバーサルシートとの違いは?

ユニバーサルシートは主に設備名称として使われる言葉で、移動式介助用ベッドの一種として扱われることがあります。

移動式介助用ベッドは電動式だけですか?

電動昇降式のほか、電源のいらない折りたたみ式の移動式介助用ベッドもあります。

10. 移動式介助用ベッドの製品をみる


スマートシート|電源不要の折りたたみ式移動介助ベッド

  • 軽量アルミフレーム製(重量8.5㎏)
  • キャスター付きでスムーズに持ち運べる
  • 折りたたんでも自立する省スペース収納
  • 工具いらずで簡単設置&折りたたみができる

 

スマートシートは電源不要でどこでも使える折りたたみ可能な移動式介助用ベッド(ユニバーサルシート)です。
本体重量8.5㎏の軽量設計なので、電動式のベッドよりも移動しやすいのが特徴。

コンパクトに折りたため、たたんだ状態でもスムーズに移動ができるので、限られたスペースでもご使用できます。

折りたたんで持ち運べるユニバーサルシート
折りたたんで持ち運べるユニバーサルシート

11. 導入事例のご紹介