車椅子の選び方「3つのW」
車椅子が使われるシーンは多岐に渡ります。それぞれの車椅子には向き不向きなどの特性があります。
コーヤシステムデザインでは「Who」「Where」「Why」の3つのWという観点から各製品を分類し、
そのシーンごとに合った車椅子を使い分けて、より良い日常を送るお手伝いを目指しています。
GMFCSについて
GMFCS(Gross Motor Function Classification System、粗大運動機能分類システム)とは、
カナダのCanChildが開発した脳性麻痺の重症度の分類尺度です。
脳性麻痺児の重症度を「寝返り」「座る」「立つ」「歩く」「走る」などの基本的な全身運動の能力と、
必要な介助の方法と使用する移動補助具(杖や車いすなど)の違いによって5つのレベルに分類したものです。
レベルI
レベルII
レベルIII
レベルIV
レベルV
レベルI | 制限なしに歩く |
レベルII | 歩行補助具なしに歩く |
レベルIII | 歩行補助具を使って歩く |
レベルIV | 自力移動が制限 |
レベルV |
電動車椅子や環境制御装置を使っても自動移動が非常に制限されている |
弊社製品はGMFCSレベルIII〜Vに
該当する製品になります。
参照:GMFCS descriptors: Palisano et al. (1997) Dev Med Child Neurol 39:214–23. CanChild: www.canchild.ca
弊社の製品は、それぞれに特性があり、お子さまの状態や使うシーンで向き不向きがあります。各製品の詳細ページでは以下のアイコンを用いて、どういった方に向いた製品であるか、分かりやすく表示をしております。
屋外用・学校用(持ち上げるには不向きな製品)
室内用(あまり移動しない使い方)
バギー車(車載してお出かけする軽量車)
その他