クッションが変われば、座位姿勢は変わります
障害者用の車椅子メーカーKOYAが開発した高齢者用の車椅子クッションです。
シーティングに於いて最大の重要課題は「クッション」です。身体構造では、体幹は骨盤の上に、その体幹部の上に活動の中心となる頭部が乗ります。「おしりをしっかりと捕まえておく」クッションは、シーティングに於ける基盤となるものです。
標準型車椅子に適した「スタンダード」タイプと、姿勢変換型の車椅子に適した「ディープ」タイプがあります。
標準型車椅子に適した「スタンダード」タイプと、姿勢変換型の車椅子に適した「ディープ」タイプがあります。
スタンダード
ディープ
「カンツァー」は「形状に合った」という意味になります。お尻の形状にあった緩やかな曲面が、左右前後への骨盤のずれを防ぎ、姿勢を安定させます。
このクッションの中身は、3種類の性質の異なるウレタンフォームを積層して形成されています。そのクッションに伸縮性の高い防水シートを貼り、防水性が高く、クッション性の良い性質を保っています。クッションが汚れた時は、カバーは外して洗濯、中身は拭き清掃か、軽く洗っていただきます。